里帰り
1月に休暇をもらい、ハワイ島へ行ってきました🌴
まだご存知でない方もいらっしゃるかもしれませんが、マウカラニゴートファームはハワイの片田舎をイメージしたヤギ牧場となっています。「どうしてハワイなんですか?」と、よく聞かれます。それは私がしばらくハワイ島で暮らしていたことに由来しています。ハワイ大学農学部アニマルサイエンス科にて畜産や牧場経営を学び、大学卒業後はインターンという立場で動物園で飼育員をしたり、Hawaii Island Goat Dairyというヤギ牧場で働いてきました。中でもヤギ牧場で働いた経験が、自分の人生を大きく動かすきっかけとなりました。ハワイは第二の故郷のような存在なんですね。
Hawaii Island Goat Dairyはハワイのラグジュアリーホテルやレストラン、ホールフーズなどの高級スーパーにチーズを卸しているヤギ牧場で、ハワイ島ホノカアという小さな町の近くにあります。私はトレーラーハウスに住み込みながら実習生として働き勉強させてもらっていました。メインはヤギの飼育でしたが、時間をみてはチーズ工房へ入ってオーナーのディックさんが全て手作りで行っているチーズ作りの工程を眺めていたものでした。工房で私ができる事といえば、チーズのパッキングと掃除くらい。笑 もちろん未熟者が手を出して失敗→チーズがダメになる…なんて許されないですからね。チーズ作りは「おっと。上手くいかなかったから、材料買ってきて作り直そうか!」という訳にはいかないのです。ヤギを飼育して、ミルクを絞って、それを集めて、ようやく材料がそろうわけです。
インターン時代。ファーマーズマーケットでチーズの販売もしていました
間違えて怒鳴られたり、英語が聞き取れなくて(でも聞き返すことができず)困ったり、自信をなくしたり泣くことを我慢した日もよくありました。自分が少しは役に立ってるかな?って感じられたのは最後の1ヶ月くらいです。でも、ディックさんをはじめそこで出会えた人たちは、厳しいけれど深い愛情が溢れていて、全てにおいて極めようというプロフェッショナルな感覚で、私にたくさんのことを教えてくれました。私は素晴らしい人たちに囲まれて、素晴らしい環境で知識と経験を深めることができたのです。
日本へ帰国してからもずっと変わらず良い関係が続いていて、ヤギの飼育を始めた時、初めてヤギの出産を迎えた時、ヤギが体調を崩した時、ヤギ牧場の設計を始めた時…いつも惜しみなくアドバイスをくれ、心強い相談相手になってくれています。Hawaii Island Goat Dairyの創設者でオーナーだったディックさんは昨年の2月に引退され(85歳までひとりで全てのチーズを手作りをしていた鉄人です)、牧場は新しいオーナーに引き継がれましたが、1月の休暇ではディックさんと会い、ファーマーズマーケット巡りをしたりランチをご馳走してもらったり…とデートを楽しんできました。ディックさん、マーケットでは「私のところでインターンをしていた彼女は、今は日本でヤギ牧場をしてチーズを作っているんだよ」と、地元有名シェフを含め知人に会うたびに、私の事を紹介してくれました。中には「あ〜〜!あなたね!やっと会えた!」なんて言ってくださる方もいらっしゃり。感謝に尽きます。
ディックさん、日本へ来てくれる気満々でした!「ただし、暖かい季節にね」ということで😊マウカラニのチーズ工房で、もう一度しっかりチーズ作りを教えてもらえる日が必ず来ますように。。。
上:ワイメアファーマーズマーケット
下:ディックさん(左)と現在のオーナー ジョアンさん(右)
Hawaii Island Goat Dairyはこちら→ http://www.hawaiiislandgoatdairy.com
まだご存知でない方もいらっしゃるかもしれませんが、マウカラニゴートファームはハワイの片田舎をイメージしたヤギ牧場となっています。「どうしてハワイなんですか?」と、よく聞かれます。それは私がしばらくハワイ島で暮らしていたことに由来しています。ハワイ大学農学部アニマルサイエンス科にて畜産や牧場経営を学び、大学卒業後はインターンという立場で動物園で飼育員をしたり、Hawaii Island Goat Dairyというヤギ牧場で働いてきました。中でもヤギ牧場で働いた経験が、自分の人生を大きく動かすきっかけとなりました。ハワイは第二の故郷のような存在なんですね。
Hawaii Island Goat Dairyはハワイのラグジュアリーホテルやレストラン、ホールフーズなどの高級スーパーにチーズを卸しているヤギ牧場で、ハワイ島ホノカアという小さな町の近くにあります。私はトレーラーハウスに住み込みながら実習生として働き勉強させてもらっていました。メインはヤギの飼育でしたが、時間をみてはチーズ工房へ入ってオーナーのディックさんが全て手作りで行っているチーズ作りの工程を眺めていたものでした。工房で私ができる事といえば、チーズのパッキングと掃除くらい。笑 もちろん未熟者が手を出して失敗→チーズがダメになる…なんて許されないですからね。チーズ作りは「おっと。上手くいかなかったから、材料買ってきて作り直そうか!」という訳にはいかないのです。ヤギを飼育して、ミルクを絞って、それを集めて、ようやく材料がそろうわけです。
インターン時代。ファーマーズマーケットでチーズの販売もしていました
間違えて怒鳴られたり、英語が聞き取れなくて(でも聞き返すことができず)困ったり、自信をなくしたり泣くことを我慢した日もよくありました。自分が少しは役に立ってるかな?って感じられたのは最後の1ヶ月くらいです。でも、ディックさんをはじめそこで出会えた人たちは、厳しいけれど深い愛情が溢れていて、全てにおいて極めようというプロフェッショナルな感覚で、私にたくさんのことを教えてくれました。私は素晴らしい人たちに囲まれて、素晴らしい環境で知識と経験を深めることができたのです。
日本へ帰国してからもずっと変わらず良い関係が続いていて、ヤギの飼育を始めた時、初めてヤギの出産を迎えた時、ヤギが体調を崩した時、ヤギ牧場の設計を始めた時…いつも惜しみなくアドバイスをくれ、心強い相談相手になってくれています。Hawaii Island Goat Dairyの創設者でオーナーだったディックさんは昨年の2月に引退され(85歳までひとりで全てのチーズを手作りをしていた鉄人です)、牧場は新しいオーナーに引き継がれましたが、1月の休暇ではディックさんと会い、ファーマーズマーケット巡りをしたりランチをご馳走してもらったり…とデートを楽しんできました。ディックさん、マーケットでは「私のところでインターンをしていた彼女は、今は日本でヤギ牧場をしてチーズを作っているんだよ」と、地元有名シェフを含め知人に会うたびに、私の事を紹介してくれました。中には「あ〜〜!あなたね!やっと会えた!」なんて言ってくださる方もいらっしゃり。感謝に尽きます。
ディックさん、日本へ来てくれる気満々でした!「ただし、暖かい季節にね」ということで😊マウカラニのチーズ工房で、もう一度しっかりチーズ作りを教えてもらえる日が必ず来ますように。。。
上:ワイメアファーマーズマーケット
下:ディックさん(左)と現在のオーナー ジョアンさん(右)
Hawaii Island Goat Dairyはこちら→ http://www.hawaiiislandgoatdairy.com
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